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高機能プラスチック&フィルム展

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こんにちは!
昨日は2年ぶりの
高機能プラスチック&フィルム展に
東京ビックサイトにいってきました!!

素材の進化って毎年劇的に変わるという
わけではないので大よそ2年に一度ペースで
でないと傾向や目新しい違いなどが私自身が
分かりにくいということもありまして
ゆるやかなペースです。

またフィルム関係は特殊と言えば特殊でして
本当にプラスチックの中でも
かなりオタクな領域だと私なんかは感じてます。
複合素材が当たり前の昨今では
どんな機能を搭載して、薄さにこだわり
ミクロン単位、ナノ単位での素材を
混ぜたりしながらフィルムや
コーティング・バインダー材を作る。
その違いに「萌え」ってくる人たちの集まりですから
かなり特殊と言えば特殊ですが
プラスチックの高い技術が集結していると
いえると思います。

海外製 ポリイミドフィルム

今回は海外のブースが比較的
多く目についたように感じます。
そこで見かけたポリイミド(PI)のフィルムです。

他のブースなどは「撮影禁止」などのマークが
結構あったのですが、ここは快くOKしてもらいました。
製造は中国の深圳。
日本製との違いは?!という質問には
「スペック的にはPIといえば一般的なものを
つかっているのでコスト面です!」とハッキリ!!

このPIでのリサイクルは現実的には
非常に難しく、そもそも焼きけなどは
高い温度での加工をようするのですが
1回熱をかけて成形してしまうと
ほぼ、熱硬化性的な素材に近い特製になり
マテリアルリサイクルはハードルが高い
記憶の素材です!!

日本語の流暢な担当者が
「あなたぼくの知り合いにそっくりよ!
〇〇さん知ってる?」と言われて・・・
「えー!!そうなの?!」
どうも海外ではよくそのようなことをいわれますが
似ているオリジナルの方も私に似てるっていわれて
さぞかし迷惑な思いをしてるんだろうなぁぁ~と
感じました。(笑)

世界最小のフィルムテスト機

そして今回の一番の収穫は
このフィルムテスト成形機です。
担当者曰く「今のところ世界最小の機械!」と
いうわけあってフィルム成形の機械では
ものすごく小さいサイズでした!!

写真のものは
展示会中ずーっとフィルムを成形されてまして
なんとっ!押出機が3つついてて
着色しながら異樹脂、複合成形もOK
そして最大押し出し機は9機つけれるとのことで
複合素材のテスト機にはとてもいいと思いました。
フィルムの試作って本当に難しくて
少量を作れる機械ってのがなかなか不都合も多く
かなり持っているところもすくない。
そこそこの目当たりをしては
もうコストはかかっても大型の成形機で
テストサンプルを作ったりしてます。
(テストOKならばいいのですが
NGだとかなりの出費と時間を有します)

こういうコンパクトな機械だと
場所もそんなにとらないし
複合素材のテスト機にはピッタリ!!
製造はタイでの製造で
お客さん的には中国・韓国が多いのだとか
お値段は写真のもので約1000万円
フィルム成形機ならば結構
お安めだとおもいますけどね。

もう少し歩いて
もう少し一般向けの製品を探してみることにしました!

つづく