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ケミカルマテリアル JAPAN 2018 5月18日

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こんにちは!
日本のモノづくり、人づくり、事づくりライター
西 奈緒美が勝手に総力取材!
気になるオモシロ技術やサービスを記事にさせていただいております!!
本日は5月に開催されました「ケミカルマテリアル JAPAN 2018」についてです。

ケミカルマテリアルJapan 2018

5月17日・18日にてパシフィコ横浜で開催されました
「ケミカルマテリアルJapan2018」に行ってきました!!
化学で咲かそう!イノベーション というキャッチフレーズ。
サイトページでは・・・
“化学”が安全な社会をつくる!社会基盤を支える化学の力を発信する
ユーザーとメーカーをつなぐ情報交流・展示会 とのこと。
完全にBtoBターゲット、化学素材を扱った会社、プロの人たち向けの展示会でした。
この展示会を知ったのはネットでたまたま見つけたので事前登録をして18日に
いってきました。化審法など私自身がもってる知識のアップデートなどもできればと
完全にお勉強モードで行ってきました。

ケミカルマテリアルJapan2018

大手メーカーの素材情報が一挙に展示

化学素材といってもさまざまな形状があり、

展示会ならでは無料セミナーで最新情報

展示会では大きな会場でのセミナーが各種ブースでのミニセミナーも開催されてました。
某企業さんのブースを通りかかったところ、ちょうどいい時間に「欧州REACHの現状と今後」というミニセミナーに声をかけてもらい、資料をもらってそのまま着席。
REACHの情報を自分の中で少しアップデートさえていただきました。
REACH登録は今後、生殖機能に関連するような物質についてはさまざまな項目で
チェックと管理をされるようです。私自身が直接必要ではないのですが、お客様との
会話でやはりプラスチック素材はこのようなルールが多いものですから、情報として
知っておくということは必要だとおもっていますが専門家ではないので、こういう
ミニセミナーで教えてもらえるのは大変助かりますね!!

えっ?これ他にどこで使うんですか??花王ブースにて

おもしろかったのは花王さんのブース。
花王と言えば、洗剤やせっけんというイメージですが、鉄鋼関係にもビジネスがあるようで
びっくりしたのですが。鋳造用湯道管ってご存知でしょうか???
簡単にいうと鋳物での工程で型とつなぐ管の事なのですが、これは実はかなり
高価なものでして(超高温に耐えられる素材を使用しないといけない)
そのくせ使い捨てらしいのです。
その湯道管を紙ベースで作り(紙と樹脂)なんと1200℃にも耐えられる管を
開発されたようです。このメリットはまず、軽量であるということ、熱にも耐えら得る
産廃コストを抑えられるということ。(紙ですので非常に軽くて扱いやすい)
私もこんなニッチなニーズがあるとは知らず、そして思うのがこのアイテムの横展開。
「えっ??他にどこで使うんですか?」とエライ質問をしてしまいました(笑)
今のところは湯道管でのニーズのみでして、こういうこともできますよ!!という
花王さんのイメージからの意外性のインパクトが絶大な商品でした!!
実はこの商材、経済産業大臣賞もとられているアイテムなんですよ!!すごいでしょ。
素材の力というのは、ニーズの数だけ素材があるといってもいいと思います。
素材+技術+アイディアがないと世には出ていかない商品。
そのベースには素材の力というのは大きくて、日々研究と開発ですね。


おわり

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